小麦の刈り入れ
昨年から栽培した小麦をニュータウン市民の参加者と一緒に刈り入れ
白井市をはじめ北総地域、緑豊かな里山が広がっていますが、農林業の不振が続く現在、農業者だけで里山を守れなくなっており、里山の荒廃が進んでいるのが現状です。
そこで私たちは2001年、市民・農業者・行政・学界等が協働で里山を保全するシステムの確立、「里山を生かしたまちづくり」をめざして、白井市平塚地区で
そのモデル事業を始めました。里山を保全する必要性、里山の良さを市民に直接知ってもらうための場所づくりです。これらのフィールドを使って下記のようなイベントなど、広報・啓発活動を含め市民交流事業を行っています。
2000年の活動開始から行ってきました環境講座。今回は41回目。4月23日「白井市ウエルぷらっと」で開催しました。
・講師 東邦大学理学部教授 長谷川雅美氏
・演題
関東におけるコウノトリ・トキの舞う地域づくり
・参加者 51名
7月20日から8月31日までベースキャンプを使って各種団体が流しそうめんを楽しみました。
流しそうめんに使う樋は、竹林を所有する地元農家の方の協力で伐採、加工して完成。今年も30mの樋が完成しました。
流した食材はそうめんの他に地元のミニトマトやキュウリ。冷やした野菜は新鮮で美味しい。流しそうめんでお腹を満たしたら、スイカ割りや水鉄砲で楽しい一日を過ごしました。
今年、来場者は9団体、700名を超えました。
今年もNTTコムグループは、しろい環境塾が管理整備する樹林、耕作放棄田畑を活用し、林の整備活動や田畑を活用した米作り、野菜栽培を行い、里山の保全活動や谷津の景観づくりに貢献しています。
5月 田植え体験とサツマイモ苗、落花生の種植え
7月 竹林の間伐、ザリガニ取り、竹細工づくり
10月 竹筒で新米を炊いて賞味。サツマイモと落花生の収穫
10月11日(水)白井市が行う市民大学校講座でしろい環境塾の活動を紹介しました。23名の受講生が来訪し、午前は旧平塚分校校舎内で活動の説明。終了後は、ベースキャンプで会員と一緒に豚汁を賞味しながら歓談。午後は周辺の里山の景観を観賞してもらい、ニュータウンの近郊の自然を次の世代により良い環境を伝え安らぎのあるまちづくりへの活動を理解していただきました。受講者の中には「今後、会員になりたい」等の意欲を示す方も。